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P3 | 生体組織切片中の微量金属元素を波長分散型EPMAで検出するための試料作製法 |
新潟大学 分析センター 小林 正義 | |
生体組織のEPMA分析は、熱に非常に弱いため照射電流が制限されることから、主にエネルギー分散型(EDX)で行われている。EDXは、少ない照射電流で分析できるという利点はあるが、微量元素の分析には検出感度の点で不適当である。 電子線照射による熱の影響を軽減するような試料作成法を開発した結果、生体組織切片の超微量金属元素を波長分散型EPMAで効率よく検出できた。 |