講演概要 P11

平成10年度機器・分析技術研究会

講演概要

Since 1998.10.12
P11 フリーウエアーで作る3次元分子模型のレイトレーシング
静岡大学 工学部 物質工学科            押川 達夫
 演者は日常の職務の一つとして単結晶X線構造解析装置(RIGAKU AFC-7R, texsan)の保守管理・測定を担当している。これらの作業の最終段階で解析した構造とレポートのプリントアウトを行うが、学会発表時にはそのグラフィックをコピー機で縮小したり説明文書を切貼りしたりして1枚のOHPが出来上がる。これらの作業を自分の手元のパソコンで何とか処理できないだろうか?理論化学計算を行った分子構造をグラフィックで表現できないか?。また、分子構造を視覚化して化学教育に利用できないか?できれば費用がかからずに解決できないか?。という動機でwww上で調査したところ、Pov-Rayというフリーウエアーのレイトレサーが極めて有効であることがわかった。このソフトを化学に用いた例の説明を行う。


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