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平成10年度機器・分析技術研究会

講演概要

Since 1998.10.12
16 蒸発潜熱を利用した水滴内の相変化(凍結)温度に関する計測技術
東京工業大学 工学部 機械知能システム学科     岩田 正孝
氷晶の作成では、一般的には冷媒を用いた接触冷却伝熱面への顕熱移動を用いているが真空下での蒸発潜熱を用いれば、相変化効率が高い為に非接触や非冷媒化等の利点を得る。本報では、急減圧下に曝された水滴の挙動と凍結の様子、気泡やフラッシュの発生条件を明らかにする為に可視化真空チャンバーや熱電対用アンプを製作し、初期温度や初期直径等を変化した場合の凍結挙動を求め、その結果と共に概説する。


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